頭痛がきて気持ち悪くなるのはなぜか
1, 脳に十分に酸素が行き渡っていない可能性がある。
頭痛がする際に頸、肩こりを同時に引き起こしていることはありませんか?心当たりのある方は脳に十分に酸素が行き渡っていない可能性があります。通常、脳への酸素供給は主に頸から脳へと繋がっている椎骨動脈を流れる血液が、酸素を運び供給しています。ですが頸や肩の筋絞扼により血流量が低下し頭痛やめまい、吐き気の症状を引き起こすことがあります。
2, 脳脊髄液減少症(低髄圧症候群)の可能性
頭痛の症状は多岐に渡り、上記で述べたような筋絞扼由来の緊張型頭痛や、特に女性に多い偏頭痛、堪えられない痛みが毎日続く群発頭痛が有名です。では脳脊髄圧減少症をご存知でしょうか?これは脊髄が漏れ出し頭痛、頸部痛、めまい、耳鳴り、吐き気の症状がある難病であり、治療法の確立はまだされていません。脊髄ということもあり頸部〜頭部にかけての症状があり、寝ている時は楽だが立っていると症状が現れるのも特徴の1つです。
どうすればいいの?
1, 整形外科、脳神経外科へ受診を
頭痛には様々な原因があるころからまずは原因の特定を薦めます。よく原因不明の頭痛と言われる方が多いですが、確かにそれも事実であり、例えば上記にも記した緊張型頭痛、偏頭痛、群発頭痛は特定が難しいです。しかし脳脊髄圧減少症や頸椎ヘルニア等の、頭部CT、MRI等で原因が見つかる病気のこともあります。
2, セルフケア
・頸部ストレッチ
・肩をすくめて5秒キープし力を一気に力を抜く
・頭部の可動域運動
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